2014年2月2日日曜日

哲学・倫理学って?

photo by Sharon Mollerus, 2008
私たちは言葉を使って考えます。
言葉の裏には概念があります。概念と概念がつながって、論理になります。
論理の力を研ぎ澄まして、日常経験の範囲だけでは見えてこない問題を立て、解明していくのが「哲学」です。





いわゆる人生の意味に悩むのだけが哲学ではありません!
心はどこにあるのだろう、「真実」ってなんだろう、世界はどこからきたのだろう、認識はどうして可能なのだろう、言語ですべては語り尽くせるのだろうか、人間とは?存在とは?幸福とは?正義とは?生命とは?死とは?「この私」なんてものがどうしてあるのだろう…?


ここから、神や信仰の問題を扱う「宗教学」や、善悪の意味を問う「倫理学」にも、哲学は深くつながっています。

photo by:NASA Goddard 
Photo and Video, 2009


でも、概念や論理には、じつは、危険な落とし穴がたくさんあります。扱い方を知らないと気づかずにとんでもない間違いをします。
すべての学問は概念と論理抜きでは成り立ちませんから、哲学・倫理学の基本的な訓練は、すべての学問に役立つのです。
その観点から、文化学科では、2年次に全学生が受ける哲学の必修授業を設けています。



概念の解像度が高まると、世界の見え方がガラリと変わりますよ!みなさんも哲学を学んで、その感動を味わってみませんか?



文化学科では、以下のように、古今東西ほぼすべての領域の哲学スタッフを揃えています。これは全国的に見ても例外的なことなんですよ!

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