2021年4月27日火曜日

平成31年度 文化学科新入生指導懇談会(対面式)が開催されました

48日(木)に、文化学科の新入生と学科教員の対面式が行われました。
岩田直也先生による司会進行のもと、学科主任の植野健造先生から歓迎の辞が述べられました。
その後,教員の紹介が行われ、また新入生一人ひとり手短に自己紹介を行いました。
今年度から、あらたに竹花洋佑先生(近代日本哲学)、錢 琨先生(文化心理学)をお迎えしております。
困難な時代ですが、皆さんの大学生活が実り多きものになるよう、文化学科の教員一同、サポートしてまいります。


錢琨 講師

  


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□研究室 : 文系センター棟8階 801号室

□専門分野 :文化心理学 (→心理学って?

□現在の研究テーマ:
 「認知心理学における文化比較の再定義:日芬フィールド実験研究を通して」;「多文化環境における錯視の生起因の解明〜フィールド実験の手法を用いて」;「顔と身体表現の多文化比較フィールド実験研究」など
 
□教育研究活動:
 出身は実験心理学ですが,その後フィールドワークの研究手法を学び,東南アジア(タイ・ラオス・インドネシア・カンボジア),フィンランド,日本,中国などで心理学のフィールド研究をやっています。2020年は,コロナ禍でフィールド調査が実施できず,その代わりにコロナ禍における行動研究をいくつかしました。現在もコロナ×心理の研究を続けながら,いつかフィールドに行ける日が来ることを心待ちにしています。現在進行中の教育研究活動は以下となります:
・コロナ禍での人間行動,例えば食行動や予防行動など(日本国内でのオンライン調査) 
・顔認知の文化間比較(フィンランドと東南アジアでのフィールド実験研究)
・昆虫食にまつわる心理学研究(日本では甲信地方,海外ではドイツから東南アジアまでフィールド調査)
・錯視研究(これまでは日本の実験室でやってきました。これからはフィールド実験をやります。)
・ポジティブ教育(ヘルシンキ大学の研究者と連携して,糸島市で研究・社会活動をやっています。)
・食文化(コロナ禍での食や昆虫食以外にも,食全般に興味があります。)

 
□担当科目(2021年度):
 心理学AB、文化学演習Ⅰ・Ⅱ、文化心理学、心理学研究法(分担)、文化学科で学ぶⅡ(分担)

□提供できる模擬講義
「世界の果てまで心理学」
「フィールドワークと心理学」
「食にまつわる心理学」 など


□受験生へのメッセージ:
心理学はいま「再現可能性の危機」に臨んでいます。過去に行われた多くの心理学研究は,同じ方法を使ってもその結果が再現できないという問題です。それを解決するためには様々なアプローチはありますが、私はなるべく「多様な」人間から一次データを集めることが重要だと思います。そのため,世界中様々な地域にアクセスして,フィールドワークを通じて調査を行っています。旅をしながらできる心理学研究,一緒にやってみませんか!

竹花洋佑 准教授

 



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□研究室 : 文系センター棟7階 722号室

□専門分野 : 近代日本哲学 (→哲学・倫理学って?)

□現在の研究テーマ:
 西田幾多郎・田辺元を中心とした「京都学派」の哲学の研究。近代日本哲学における論理の問題。文化・歴史の哲学的考察。
 
□教育研究活動:
 「京都学派」の哲学あるいは近代日本哲学といえば、西田幾多郎が有名ですが、これまで田辺元の思想に軸足を置いて研究してきました。近著には、『渦動する象徴-田辺哲学のダイナミズム』(杉村靖彦・田口茂・竹花洋佑編、晃洋書房、2021年)があります。最近は戦後の田辺哲学の研究に力を注いでおり、難解なため敬遠されがちな田辺の哲学の全貌とその可能性を掘り起こしたいと思っています。近代の日本が西洋哲学をどのように受け入れたのかという問題を論理という視点から考察する研究もしています。さらに、文化哲学・歴史哲学という領域にも関心があります。三木清や和辻哲郎などの日本の哲学者や、ヘーゲル、ハイデガー、ベンヤミン、アガンベンなどの西洋の哲学者の思想を手掛かりに、文化とは何か・歴史とは何かという問いに迫っていきたいと考えています。
 
□担当科目(2021年度):
哲学AB、日本の思想、思想文化文献講読Ⅲ、基礎演習Ⅰ・Ⅱ、文化学演習Ⅲ・


□提供できる模擬講義
「日本に哲学は存在するのか」
「日本語と哲学」
「京都学派の哲学」
など



□受験生へのメッセージ:
 「哲学」という言葉を聞いて何をイメージしますか? 高校で世界史あるいは倫理の授業をとっていた人は、ソクラテスやプラトン、あるいはデカルトやカントといった人物を思い浮かべるのではないでしょうか? でも、近代の日本にも哲学者と呼ばれる人はいるのです。西田幾多郎や和辻哲郎といった名前、聞いたことありませんか? 日本人も結構「哲学」していて、彼らの思想は海外でも注目されています。日本の哲学のいいところはなんといっても日本語で書かれていること(難しいけど)! 日本哲学を勉強することは、日本語で思考するとはどういうことかという大事な問題を問い直すことにつながります。興味のある方はぜひとも扉を叩いてみて下さい。

□卒業論文について
 西田幾多郎や九鬼周造、和辻哲郎といった、近代日本の哲学者について卒論を書いてみたいという方の指導はもちろん可能です。有名どころの哲学者が対象でなくても、広い意味で近現代の日本思想にかかわるテーマであるならば、基本的に引き受けたいと考えております。あるいは、「日本文化」「日本人」という問題を近代以降の思想を手掛かりに掘り下げてみたいと考えている方も歓迎です。また、実在、自己、他者、死といった哲学的テーマを、近代日本の哲学者の思想を手掛かりに考察することも可能です。









2021年4月20日火曜日

運河と行き交う人々・天津 ―異文化の接触地帯8―

 「教員記事」をお届けします。今回の寄稿者は、地理学の磯田先生です。


 こんにちは。文化学科教授の磯田則彦です。私の専門は、人口研究と異文化の接触地帯の研究です。両者ともに複合領域的な研究になりますが、それぞれに非常に魅力的な分野です。

 まず、人口研究についてですが、具体的には人口移動研究と人口問題研究が中心になります。前者については、日本・北アメリカ・北・西ヨーロッパを中心に研究してきました。人は生まれてから死ぬまである場所に定住し、一切別の場所に移ることがなくてもよいのでしょうが、実際にはライフサイクルの重要なステージで移動を行う人が大勢います。果たして、「その人たちは、どのような属性で、どういった理由で移動を行うのでしょうか?」以前から、そのようなことが気になってしまいます。

 また、後者については、非常に大まかな表現を許していただければ、「人口が停滞から減少へ向かいつつある社会」(現時点では、概して先進諸国の一部や東欧諸国に多く見られます)や、「短期間に人口が急増している社会」(概して、後発開発途上国とイスラーム諸国に多く見られます)を対象として研究を行っています。出生と死亡に影響を与える社会経済的要因や政策などが中心的なテーマです。

 次に、異文化の接触地帯の研究ですが、このトピックスについては、文化学科で専門のゼミや講義を担当し、学生諸君の卒業論文の指導を行うなかで身近になってきた分野といえるかもしれません。過去7回、インナーモンゴリア・香港・回民・哈尔滨・广州・西安についてご紹介してまいりましたが、今回は北運河と南運河の合流点である天津(ティエンジン)についてご紹介いたします。

2021年4月2日金曜日

令和3年度 文化学科新入生指導懇談会のお知らせ(4月8日)

 文化学科の新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。入学したてで大変な時期かと思いますが、新入生の皆さんにお知らせがあります。

4月8日(木)に、文化学科の新入生指導懇談会を開催します。新入生と学科の教員の顔合わせと簡単な紹介を行いますので、新しく文化学科に来られた学生の方は必ず出席してください。


日時:2021年4月8日(木)13時より

場所:8号館832教室

※所要時間は40分ほどです

※座席は指定席となっています、学籍番号順にお座りください


式次第

1)学科主任挨拶

2)教員紹介

3)新入生紹介

4)その他