2018年4月30日月曜日

第2回 LCアーベント開催のお知らせ

第2回目のLCアーベント、詳細が下記の通り決定しましたので、お知らせいたします。

 【LCアーベント】
 日時 5月29日(火)16:30-18:00
 場所 812教室
 提題者 一言英文 先生(心理学)
 題目 文化と感情の交点:幸福感の比較文化心理学的研究

前回は木曜日の開催でしたが、今回は火曜日ですのでご注意を。

前回同様、学生の皆さんの参加も大歓迎です。「研究会」と聞くとハードルが高く感じられるかもしれませんが、ぜひ一度、気軽にのぞいてみて下さい。

ちなみに、「幸福」というテーマは以前、ガイダンスゼミナールやLC哲学カフェでも扱われました。下記の関連記事を参照。

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 平成28年度 LCガイダンスゼミナール
 LC哲学カフェ開催

2018年4月28日土曜日

第1回 LCアーベントが開催されました


4月26日木曜日の夕方、第1回目のLCアーベントが開催されました。参加者は学生諸氏が2名と、教員が10名。

記念すべき第1回目の提題者は社会学の本多康生先生。ハンセン病療養所で実施したゼミ研修に関する発表の後、質疑応答が行われました。

提題者の希望で、発表や質疑の具体的な内容については記しませんが、異なる分野の教員同士ならではの、研究の方法などに関する活発な議論が交わされ、第1回目から思いがけず、熱気に溢れた展開となりました。すでに終了時間が来ているにもかかわらず、さらに質問やコメントが続き、最後は「この点を議論し始めると、後一時間かかる!」との認識に至って終了。

私としては、この研究会をスタートさせて本当に正解だった、と実感させられる、充実した時間でした。唯一の心残りは、教員同士の本気の「バトル」をもっと多くの学生さんに観戦してもらいたかった(そして参戦してもらいたかった)、ということ……。

とはいえ、LCアーベントは始まったばかり。次回は5月29日火曜日の夕方、提題者は心理学の一言英文先生です。今回は木曜5限の時間帯でしたが、次回は火曜5限。授業の入っていない学生さんは、ぜひ気軽にご参加を。

詳細が決まり次第、また改めてこのブログ上で告知しますので、しばらくお待ち下さい。


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2018年4月26日木曜日

中村 亮 准教授



□中村亮先生のブログ記事
アフリカの河童


□中村亮先生の授業紹介


教員一覧に戻る

□研究室 : 文系センター棟8階 807号室

□専門分野 :   (→文化人類学・民俗学って?)

□現在の研究テーマ:インド洋西海域世界の比較研究、漁民文化
 

□教育研究活動:これからの研究課題は、スワヒリ海岸と紅海沿岸のイスラーム海村研究を発展させた「インド洋西海域世界の比較研究」と、②日本の里山里海的な資源利用・管理の地域知・技術を海洋保護区政策へ応用してゆくことです。アフリカ・中東・日本で実施される国際的な研究成果を大学教育に活かしてゆきます。
 
□担当科目(2021年度):
文化人類学AB、文化人類学特講、社会人類学、基礎演習ⅠⅡ


□提供できる模擬講義
「供養の比較文化」


□受験生へのメッセージ:
 「常識への挑戦!」これが文化人類学のスローガンです(と私は信じています)。文化人類学のメガネをかけて世界を眺めてみましょう。いろいろな文化的価値を知ることで、きっと、人生が豊かになるはずです!

□卒業論文について
 私が指導できるテーマは、自然と人間とのかかわり、生業、信仰などですが、卒業論文のテーマは、みなさんが一番興味のあること/好きなことを選んでください。そのことについてより深く理解し、考えて、自分なりの結論を導きだせる方法と技術を、文化人類学の観点から指導してゆきます。とくに重視するのは「わかりやすい記述」です。ぜひ、大学時代に「解明したいこと」をみつけて、それに取り組んでみてください。

2018年4月23日月曜日

課外活動「シネマ文化学」開催のお知らせ


今年度、文化学科の新しい教育活動として、課外で「シネマ文化学」と題した企画を開催することになりました。

日々、映画館では様々な作品が上映されており、映画館に頻繁に足を運んでいる学生さんも少なくないだろうと思います。映画や映画館そのものが一つの文化現象であることはもちろん、多様な作品に触れることはすなわち、それらの作品を通して多様な文化に触れることでもあります。映画は文化について考える上で、まさに絶好の素材です。

他方、多くの学生さんの観る映画はごく一部の派手なヒット作に限られていて、映画を通して何かを考えるという機会は、案外少ないかもしれません。せっかく高い映画代を払って観にいくのに、途中で寝てしまうリスクを抱えながら「地味な作品」を選ぶのは勇気が必要かもしれませんし、わざわざ映画館へ行ってまで頭を使いたくない、という気持ちもあるでしょう。よくわかります(経験者談)。

もちろん、派手なエンターテインメント作品(その手の作品を否定するつもりはありませんし、私も好んで観るのですが)の中にも、考えるための材料は溢れています。月並みなアクション映画のストーリー展開が、実はキリスト教の思想に深く根ざしている、というケースも珍しくありません。しかし、そのような思想の存在に気づくためにはそれなりの知識と、気づこうとする態度とが必要だったりもします。

いずれにせよ、いつもは観にいかないような映画をあえて観にいくことも、映画を通して文化について考えることも、なかなか独りでは億劫でしょうし、たとえ友だちと一緒でも「プライベート」では気が進まないかもしれません。ならば、LCの課外活動として皆でやってみよう、というのがこの企画です。あくまで「課外」ですから単位とは無関係ですが、皆で一緒に同じ作品を観て考えることは、きっと貴重な経験になるはず。

具体的には、①色々なことを考えさせてくれるような、かつなかなかこの機会でもなければ自分では観にいかないような映画をピックアップして皆で観にいき、②映画鑑賞後、近くのカフェなどで(?)、今観たばかりの映画についてトーク。③後日、参加者には短いレポートを書いて提出してもらい、年度の終わりまでにはそれらを報告書にまとめる予定です。

開催は不定期。できれば一ヶ月に一回程度の頻度で開催したいところですが、観にいく作品の上映スケジュール次第。作品ごとに参加者を募り、その都度、観にいく日程を調整します。繰り返し何度でも参加してもらって構いませんし、一回だけの参加でも構いません。ただし、仮に参加人数が多くなりすぎた場合には、できるだけ多くの学生さんに参加してもらうことを優先して、参加回数を制限する可能性もあります。

詳細については別途、メール等で連絡・相談します。この企画に興味のある学生さんは各自、小笠原までメールでご連絡下さいメールの件名の冒頭には「【LCシネマ文化学】」と記し、本文には必ず学籍番号と氏名を明記。メールアドレスは『福岡大学人文学部文化学科 教員紹介 2017年度版』の冊子に記載されています。新入生の皆さんは「文化学基礎論」の初回で配布した資料を参照。メールを送ったからといって絶対に参加しなければならないわけではありませんので、ぜひ気軽に連絡を。

なお、この「シネマ文化学」は、文化学科の平成30年度「学部教育充実予算」事業である「文化の多角的・総合的理解に向けた教育充実――漫画を中心とした大衆文化を通して」という取り組みの一環です。参加者の映画代金は、この予算から支出されます

ちなみに、現時点での候補作は下記の二つ。

 「港町」(想田和弘監督の観察映画。岡山県瀬戸内市の港町、牛窓が舞台)
 http://minatomachi-film.com/(外部サイト)

 「マクベス」(シェイクスピアの戯曲に基づくヴェルディのオペラ)
 http://tohotowa.co.jp/roh/movie/macbeth.html(外部サイト)

通常、映画の上映時間などは約一週間前まで未定なため、日程の調整は直前に行います曜日なども含めて参加者の都合次第ですが、ただし、深夜の上映回を観にいくことはありません。

その他、何か不明な点などがあれば、小笠原まで。

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2018年4月16日月曜日

平成30年度 文化学科ガイダンスゼミナール&新入生歓迎会 が開催されました

 4月14日(土)に中央図書館多目的ホールで、新入生を対象とした文化学科ガイダンスゼミナールが開催されました。本年度のテーマは「文化学科で考える<暴力>」。冒頭、新入生たちにミニペーパーが配られて、「暴力」とそれぞれが考えるものを記入してもらいました。それを回収し、司会の平井靖史先生から具体例がいくつか紹介される形で、ゼミナールはスタート。最初に、小林信行先生が「暴力の定義を考える」と、第二部として、縄田健悟先生が「暴力の原因を探る」と題してミニ講義をおこないました。

 小林先生は講義の冒頭、課題・問題へのそもそもの取り組み方について解説をされて、「知性を活性化する」方法のひとつとして、「疑問をもつ」ことを、具体的には、What?, Why?, When?...などの日常生活の中で無意識に使っている疑問詞を活用することを、試みて欲しいとお話しされました。その上で、これから課題として新入生たちにしてもらう「定義」とは、What? の問いに答えようとするものであり、先ほどミニペーパーで実際にやった(a)「事例のリストアップ」と、それらを眺めてみて浮かび上がってくる(b)「共通特徴の発見」にチャレンジしてみようということで、実際に、小林先生なりの暴力の定義を、二つ提示されました。



 次に、縄田先生の講義では、心理学研究が目指すもののひとつである「因果の法則性の解明」について説明され、人間行動の原因について、今回の場合は、人間が暴力をふるうその原因について考えてみよう、と課題を設定されました。とくに、社会心理学の視点から、行為者が置かれる状況に注目する事例の一つとして、有名な「ミルグラムの服従実験」を取り上げて、個人の行動は、本人の性格だけでは説明できず、むしろ誰もが、社会的状況からの様々な影響を受けており、そしてその影響には逆らいがたいということが指摘されました。そうした、社会状況的な要因も含め、暴力の中核的な原因と考えられるものは何なのか、それが中核的な原因であると考える理由は何なのかも含めて考えてみよう、という課題が出されました。


 新入生たちには、グループごとにこの二つの課題について考えてみるため、3時間に及ぶグループ討議と発表準備の時間が与えられました。図書館やインターネットで資料を調べたり、ひたすらに議論したりして・・・あっという間に時間は過ぎます。サポートの上級生の手を借りつつ、全グループが締切時間どおりに、発表会場に戻ってきました。

 午後の前半は全8グループのうちの4グループから、手書きのレジュメをスクリーンに映しながら発表をおこないました。発表時間が10分にもかかわらず、5分持たずに発表を終えてしまうグループもあれば、10分ギリギリまで使って発表をするグループも。ほとんどのグループの発表内容で印象的だったのは、「暴力」の定義のなかには「精神的な苦痛」が中心的に入っていたこと。たしかに、昔は「指導」の一環として許されていたのかもしれない「体罰」も、今では問答無用で「悪いこと」として叩かれ炎上する時代。身体的・物理的な「暴力」を目にしたり体験することはほとんどなく、むしろいま問題なのは、セクハラ・アルハラ・スメハラ・モラハラなどの精神的な苦痛ばかりで、そういうものこそが「暴力」だと考えるのは、当然のことなのかもしれません。
 
 そんななか、休憩を挟む形で後半にかけては、「価値観の押し付け」が「暴力」であり、その原因として「価値観の違い」をあげるグループが出てくるなど、学術的に少し掘り下げた議論の跡が見えてくることもありました(なお、「価値感」と記述していたレジュメがいくつか見られましたが、それは間違いです。正しくは「価値観」ですので、今後は気をつけましょう)。全グループの発表が終わったあとの総合討議、最初は新入生からの質問が出てこなかったのですが、「暴力」のなかに「悪い暴力」と「良い暴力」があるのではないか、いや「暴力」はすべて「悪い」。良い悪いというなら、その線引きを示すべき、などの小笠原先生林先生の提案と反論が呼び水となり、新入生の皆さんからも積極的な発言が飛び出し、熱いバトルが繰り広げられました。これから、文化学科で学ぶことは何なのか、そして学術的な議論とは、一体どういうものなのかということを、新入生の皆さんに少しでも垣間見てもらえたのだとすれば、それはとても嬉しいのですが、どうだったでしょうか?



 ゼミナール終了後は、お楽しみの新入生歓迎パーティー。一日勉強し尽くして疲れ果てて、お腹もペコペコなのでしょう。用意した料理や飲み物は、あっという間になくなってしまいます。そんななか、一人の先生を囲んでのミニ講演会がひらかれていたり、恋に悩でいる新入生に恋愛相談会がひらかれていたりと、美味しいご飯やケーキを片手に同級生や、先生たちとガイダンスゼミの感想や愚痴(?)を言いつつ、笑いながら、あっという間に閉会の時間を迎えました。

 新入生のみなさんは、まさに学問の扉を開けたところです。今回のガイダンスゼミがその指針になることを祈っています。

 最後になりますが、この会を開催するにあたって、講義を引き受けてくださった小林先生と縄田先生、司会の平井先生と一言先生に、そして、サポートを担当してくれた上級生の皆さまに心より御礼申し上げます。

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第1回 LCアーベント開催のお知らせ

先日お伝えした第1回LCアーベントの教室が決定しました。下記の通りです。

 【LCアーベント】
 日時 4月26日(木)16:30-18:00
 場所 A601
 提題者 本多康生 先生(社会学)
 題目 ハンセン病療養所におけるフィールドワーク(仮)
 ※領域別研究チーム「排除・リスク・コミュニティ」研究会との共催

新入生を含め、学生の皆さんの参加も大歓迎です。ぜひ気軽にのぞいてみて下さい。

なお、第2回は5月29日火曜日、同じ時間帯の予定です。ただし、これはあくまでも現時点での予定で、今後変更の可能性もあります。詳細が決まり次第、また改めてブログ上で告知します。

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2018年4月8日日曜日

平成30年度 新入生指導懇談会(対面式)



45日(木)に文化学科の新入生と学科教員の対面式が行われました。


今年度の新入生は転科生を含めて102名です。

藤村健一先生による司会進行のもと,学科主任の宮岡真央子先生から歓迎の辞が述べられました。

その後,教員の紹介が行われ,また新入生一人ひとりが和気あいあいとした雰囲気で自己紹介を行いました。

皆さんの大学生活が実り多きものになるよう,文化学科の教員一同,サポートしてまいります。



2018年4月6日金曜日

LCアーベント開催のお知らせ

この四月から「LCアーベント」と題して、新しい研究会の企画をスタートさせますので、そのお知らせです。
※「アーベント」(Abend)はドイツ語で「夕方、晩」、あるいは「夕方に行われる催し」の意味。

文化学科の教員たちの専門領域は、哲学、宗教学、美術史、社会学、文化人類学、心理学、地理学という七つの分野に広がっていますが、残念ながら今まで、各分野を超えた研究会などはあまり開かれてきませんでした。こんなにも多彩な教員が集まっているのに、これはあまりにも勿体ない!……ということで立ち上がったのが、この企画です。

基本的なコンセプトは、それぞれの教員が今一番面白いと思っていることを、他の分野の教員にもわかるように話す、そして分野を超えて議論する、というもの。

もちろん学生の皆さんの参加も大歓迎ですので、ぜひ積極的にご参加下さい。個々の授業で学んだこと/学ぶことがどのように交わるのか、実際に体験できる機会にもなるはず。

第一回目の詳細は下記の通り。

 日時 4月26日(木)16:30-18:00
 場所 未定
 提題者 本多康生 先生(社会学)
 題目 ハンセン病療養所におけるフィールドワーク(仮)
 ※領域別研究チーム「排除・リスク・コミュニティ」研究会との共催

五月以降も、学期中は月一回程度のペースで開催する予定です。新入生の皆さんも遠慮せず、ぜひ気軽にご参加を。

第一回目の教室が決まり次第、改めてこのブログ上で告知します。続報をお待ち下さい。

2018年4月4日水曜日

平成30年度文化学科ガイダンスゼミナールのお知らせ

 4月14日(土曜)に福岡大学中央図書館多目的ホールにて、文化学科新入生を対象とするガイダンスゼミナールが開催されます。

 このゼミナールは文化学科に入学された皆さんがこれからの4年間「文化学科で何を、いかに学ぶか」を具体的に知ってもらうための催しです。「文化学科で考える『暴力』」を共通テーマとして、皆さんには、まず、お互いに議論して暴力の様々な具体例をあげてもらい、続いて2人の先生方が異なる角度から話をします。

 そして、先生方から出された課題に皆さん方がグループに分かれて取り組み、その成果を発表してもらいます。最後に、参加者全員で議論をします。

 ガイダンスゼミナール終了後には新入生歓迎会が行われます。

 当日は、必ず学生証筆記用具を持参して下さい。



日時 2018年4月14日(土)9:00-17:30(8:50開場)
会場 福岡大学中央図書館1階多目的ホール

午前の部
 09:00 開会、趣旨説明
 09:05 予備作業(暴力の様々な具体例について)
 09:30 講義① 小林信行先生「暴力の定義を考える」
 10:00 講義② 縄田健吾先生「暴力の原因を探る」
 10:30 グループ作業に関する説明
 10:40 グループ作業①=課題をめぐる調査、議論、発表準備
 (適宜昼休み)

午後の部
 12:30 グループ作業②=課題をめぐる調査、議論、発表準備
 14:30 グループ別発表① 15分(発表10分、質疑応答5分)×4グループ
 (休憩15分)
 15:45 グループ別発表② 15分(発表10分、質疑応答5分)×4グループ
 16:45 全体討論
 17:30 閉会

 18:00 新入生歓迎会(文系センター棟16階スカイラウンジ)〈会費=1,000円〉




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