今月31日(金)に小笠原先生による「マンガde哲学」が開催されます。開催日時や場所などの詳細は以下のとおりです。どなたでも参加できます。参考文献として,あずまきよひこ先生のあの「よつばと!」が挙げられていますよ。
開催日時: 10月31日(金) 16:30~18:00
開催場所: A棟702教室
参考文献: あずまきよひこ『よつばと!(5)』、メディアワークス、2006年、pp.132-133
内容については以下のチラシをご覧になって下さい。
福岡大学人文学部文化学科の公式ブログでしたが,2024年3月末をもって停止いたしました。記載情報は2023年度までのものですので,ご注意ください。 2024年度以降の学科の情報は「https://www.hum.fukuoka-u.ac.jp/department/lc」をご覧ください。
2014年10月14日火曜日
2014年10月8日水曜日
平成26年 卒業論文相談会が開催されました
9月24日に3年生を対象にした卒業論文相談会を開催いたしました。この会では卒業論文のテーマや方向性をある程度固めた,あるいは書くことに迷っている3年生たちが文化学科の教員と個別に相談する合同説明会です。今年は例年以上に多くの3年生が参加し盛況でした。その相談会の模様を画像にてお伝えいたします。
『ハンナ・アーレント』上映会&哲学カフェ
2014年9月27日(土)に、福岡大学付属図書館多目的ホールで開催された、特別企画『ハンナ・アーレント』で かたらんと?(入場無料)についてご報告します。
文化学科の小笠原先生と宮野先生が企画して下さった今回のイベント。土曜の午後の開催でしたが、文化学科から5,6名の教員と10数名の学生が参加。
13時から2時間ほど、映画を鑑賞。
その後休憩を挟んで、15時半から2時間、映画を題材に自由に語り合う「哲学カフェ」形式で討論がなされました。
こうした「哲学カフェ」の議論をうまく進めて下さったのは、ナビゲーターとしてお招きした椙山女学園大学の三浦隆宏先生です。
アーレントの専門家でもある三浦先生の絶妙な舵取りのおかげで、議論はすぐに白熱。ナチス・ドイツのアイヒマン裁判から、アーレントが「悪の凡庸さ」を見いだすという映画のテーマから、悪の問題やユダヤ人問題が中心となりがちかと思いきや、アーレントを中心に、夫ハインリヒ、見え隠れする愛人、同胞ユダヤ人の友人クルトやハンス・ヨナス、かつての師であり愛人でもあったハイデガーとの、さまざまな愛・友情と裏切りの形が描かれている点に注目した宮野先生の発言から、「愛」とは何かというテーマにまで発展していきました。
あっという間に時間は過ぎ、哲学カフェ終了。おさまらない議論の楽しさは、ほとんどの学生さんも参加された懇親会に持ち越されて、秋の気配を感じさせる七隈の夜を熱くさせていました。
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権威への服従:心理学の文脈での「ハンナ・アーレント」(佐藤基治教授)
文化学科の小笠原先生と宮野先生が企画して下さった今回のイベント。土曜の午後の開催でしたが、文化学科から5,6名の教員と10数名の学生が参加。
13時から2時間ほど、映画を鑑賞。
その後休憩を挟んで、15時半から2時間、映画を題材に自由に語り合う「哲学カフェ」形式で討論がなされました。
こうした「哲学カフェ」の議論をうまく進めて下さったのは、ナビゲーターとしてお招きした椙山女学園大学の三浦隆宏先生です。
アーレントの専門家でもある三浦先生の絶妙な舵取りのおかげで、議論はすぐに白熱。ナチス・ドイツのアイヒマン裁判から、アーレントが「悪の凡庸さ」を見いだすという映画のテーマから、悪の問題やユダヤ人問題が中心となりがちかと思いきや、アーレントを中心に、夫ハインリヒ、見え隠れする愛人、同胞ユダヤ人の友人クルトやハンス・ヨナス、かつての師であり愛人でもあったハイデガーとの、さまざまな愛・友情と裏切りの形が描かれている点に注目した宮野先生の発言から、「愛」とは何かというテーマにまで発展していきました。
あっという間に時間は過ぎ、哲学カフェ終了。おさまらない議論の楽しさは、ほとんどの学生さんも参加された懇親会に持ち越されて、秋の気配を感じさせる七隈の夜を熱くさせていました。
平井
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