先日(令和4年3月19日)、令和3年度福岡大学人文学部文化学科の卒業式(学位記授与式)が挙行されました。卒業式の模様をお届けします。
ご卒業されたみなさま、本当におめでとうございます!!!みなさまのこれからが、希望と幸福に満ちたものでありますように。
福岡大学人文学部文化学科の公式ブログでしたが,2024年3月末をもって停止いたしました。記載情報は2023年度までのものですので,ご注意ください。 2024年度以降の学科の情報は「https://www.hum.fukuoka-u.ac.jp/department/lc」をご覧ください。
先日(令和4年3月19日)、令和3年度福岡大学人文学部文化学科の卒業式(学位記授与式)が挙行されました。卒業式の模様をお届けします。
ご卒業されたみなさま、本当におめでとうございます!!!地理学の藤村健一先生より、イベントの報告をいただきましたので掲載いたします。
3月14日、日本地理教育学会の2021年度全国地理学専攻学生卒業論文発表大会が開催され、文化学科の4年生2名がそれぞれ発表を行いました。
これは、各地の大学で地理学を専攻している学生が、それぞれの卒業論文で扱った研究内容を発表する学術大会です。今回はオンライン(Zoom)で行われました。
http://www.geoedu.jp/sotsuron.html
発表者の氏名と題目は次のとおりです。
・阿南咲良さん:「杵築城下町の近世の火災被害と被災地域の現状・課題」
・若林優大さん:「「散村地域」・出雲平野の集落の形態とその変遷―出雲平野東部を中心に―」
「教員記事」をお届けします。今回の寄稿者は、地理学の藤村健一先生です。
1.久留米市の救世慈母大観音
成田山久留米別院明王寺は久留米市の観光名所の一つである。境内には地獄の責め苦の様子を人形で表した「地獄館」や、インド・ブッダガヤの大菩提寺を模した「平和大仏塔納骨堂」などの堂宇があるが、最もよく知られているのは「救世慈母大観音」である。
救世慈母大観音(2022年2月筆者撮影。以下同様) |
これは同寺の住職の発願により1983年に造立された、高さ62mの白亜の大観音像である(成田山久留米分院ウェブサイト[https://www.kurume-naritasan.or.jp/about/jibokannon/])。遠方からでもよく見えるため、周辺地域のランドマークになっている。
「教員記事」をお届けします。今回の寄稿者は、社会学の平田暢先生です。
先日、通販サイトを見ていて「おかんメーター」というものを知りました。
これは「トラ柄、ヒョウ柄などアニマル柄の服を持っている」や「カバンの中にかならず飴、正確にはアメちゃんが入っている」、「エスカレーターは右側に立つ」、「マクドナルドの略称は「マック」ではなく「マクド」」、「阪神タイガース愛」など「大阪のおばちゃん」度を、額に光を当てて一瞬で測るものです。近々「おとんメーター」も発売されるとか。
・・・うそを書いてしまいました。すみません。そうではありません。
「悪寒メーター」です。これは単純な体温ではなく「悪寒」、ひどい風邪やインフルエンザに限らずいろいろな病気で発症する不快な寒気の度合を、体表の温度だけではなく深部体温、血中の酸素飽和度などから測定するというものです。
「教員記事」をお届けします。今回の寄稿者は、哲学の平井靖史先生です。
「教員記事」をお届けします。今回の寄稿者は、哲学・倫理学の林誓雄先生です。
今年度の後期ゼミは,思想系(哲学・倫理学)のゼミであるにもかかわらず(?),ありがたいことに,なんと15人もの方が配属希望をだしてくださった(ゼミの人数としては,過去最大・ちょっと多すぎかしら汗)。さてそのゼミでは,共通テーマを設定し,15人を5人*3グループに分けてグループワークをしてもらったのだが,取り組んだテーマの一つに「幸せ・幸福」というものがあった。哲学・倫理学においては,王道中の王道テーマの一つである。
とはいえ,人類が二千年以上取り組んできてもなお,答えが見えてこないこのテーマに,ぼんやりと取り組んでいては結論など出るはずもない。そのため,もう少し絞り込んで,次のような「問い」に,答えを与えてもらうことにした(それでもまだ,あまり絞り込めていなかったのだけれど)。