2014年2月5日水曜日

小田裕二朗 2010(平成22)年卒業

二朗 2010(平成22)年卒業  大阪大学大学院文学研究科博士後期課程

 
 私は現在大学院で哲学を研究しています。大学は高校と違って扱うテーマを自分で考えなければなりません。文化学科には様々な専門家がいる分、扱えるテーマは非常に幅広いです。しかし人文学においては、ただ先生がやっているテーマとかよくあるテーマとかでは駄目です。何がやりたいのか、そのテーマが何の役に立つのか、どういった現実的な問題と関わっているのか、ということを自分で考えなければなりません。従って、与えられた問題をそつなくこなすただ頭が良いだけの人では駄目です。むしろ頭の良し悪しなど関係ありません。重要なのは色んなものを学び、経験しようとする積極さです(机に向かうだけが勉学ではありません)。自身の色んな経験を一つの「問い」に昇華し、それに答えようと四苦八苦する、文化学科はそういった経験のできる場所です。

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大阪大学哲学科 

第8回哲学ワークショップでの発表

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