2022年2月28日月曜日

大観音像と現代宗教のゆくえ

 「教員記事」をお届けします。今回の寄稿者は、地理学の藤村健一先生です。


1.久留米市の救世慈母大観音

 成田山久留米別院明王寺は久留米市の観光名所の一つである。境内には地獄の責め苦の様子を人形で表した「地獄館」や、インド・ブッダガヤの大菩提寺を模した「平和大仏塔納骨堂」などの堂宇があるが、最もよく知られているのは「救世慈母大観音」である。

救世慈母大観音(2022年2月筆者撮影。以下同様)

 これは同寺の住職の発願により1983年に造立された、高さ62mの白亜の大観音像である(成田山久留米分院ウェブサイト[https://www.kurume-naritasan.or.jp/about/jibokannon/])。遠方からでもよく見えるため、周辺地域のランドマークになっている。

2022年2月14日月曜日

おかんめーたー

 「教員記事」をお届けします。今回の寄稿者は、社会学の平田暢先生です。


先日、通販サイトを見ていて「おかんメーター」というものを知りました。


これは「トラ柄、ヒョウ柄などアニマル柄の服を持っている」や「カバンの中にかならず飴、正確にはアメちゃんが入っている」、「エスカレーターは右側に立つ」、「マクドナルドの略称は「マック」ではなく「マクド」」、「阪神タイガース愛」など「大阪のおばちゃん」度を、額に光を当てて一瞬で測るものです。近々「おとんメーター」も発売されるとか。


・・・うそを書いてしまいました。すみません。そうではありません。


「悪寒メーター」です。これは単純な体温ではなく「悪寒」、ひどい風邪やインフルエンザに限らずいろいろな病気で発症する不快な寒気の度合を、体表の温度だけではなく深部体温、血中の酸素飽和度などから測定するというものです。

2022年2月7日月曜日

2021年度卒業論文発表会が開催されました

1月31日(月)13時から、文化学科の卒業論文発表会が開催されました。

元々は対面での実施を予定していたのですが、
新型コロナウイルス感染症の急拡大に伴い、
昨年に引き続き今年もWEBEXでのオンライン形式での発表会となりました。

今年は、オンライン口頭発表形式での7件の発表が行われました。

文化学科らしいまさにダイバーシティに富むテーマの卒論が報告され、
最後の平田先生からの総評にもあったとおり、とてもレベルの高い発表会だったと思います。

卒論生の皆さん、お疲れ様でした!
3年生以下の皆さんもぜひ卒論を書きましょう!