2021年4月27日火曜日

令和3年度 文化学科新入生指導懇談会(対面式)が開催されました

48日(木)に、文化学科の新入生と学科教員の対面式が行われました。
岩田直也先生による司会進行のもと、学科主任の植野健造先生から歓迎の辞が述べられました。
その後,教員の紹介が行われ、また新入生一人ひとり手短に自己紹介を行いました。
今年度から、あらたに竹花洋佑先生(近代日本哲学)、錢 琨先生(文化心理学)をお迎えしております。
困難な時代ですが、皆さんの大学生活が実り多きものになるよう、文化学科の教員一同、サポートしてまいります。


2021年4月20日火曜日

運河と行き交う人々・天津 ―異文化の接触地帯8―

 「教員記事」をお届けします。今回の寄稿者は、地理学の磯田先生です。


 こんにちは。文化学科教授の磯田則彦です。私の専門は、人口研究と異文化の接触地帯の研究です。両者ともに複合領域的な研究になりますが、それぞれに非常に魅力的な分野です。

 まず、人口研究についてですが、具体的には人口移動研究と人口問題研究が中心になります。前者については、日本・北アメリカ・北・西ヨーロッパを中心に研究してきました。人は生まれてから死ぬまである場所に定住し、一切別の場所に移ることがなくてもよいのでしょうが、実際にはライフサイクルの重要なステージで移動を行う人が大勢います。果たして、「その人たちは、どのような属性で、どういった理由で移動を行うのでしょうか?」以前から、そのようなことが気になってしまいます。

 また、後者については、非常に大まかな表現を許していただければ、「人口が停滞から減少へ向かいつつある社会」(現時点では、概して先進諸国の一部や東欧諸国に多く見られます)や、「短期間に人口が急増している社会」(概して、後発開発途上国とイスラーム諸国に多く見られます)を対象として研究を行っています。出生と死亡に影響を与える社会経済的要因や政策などが中心的なテーマです。

 次に、異文化の接触地帯の研究ですが、このトピックスについては、文化学科で専門のゼミや講義を担当し、学生諸君の卒業論文の指導を行うなかで身近になってきた分野といえるかもしれません。過去7回、インナーモンゴリア・香港・回民・哈尔滨・广州・西安についてご紹介してまいりましたが、今回は北運河と南運河の合流点である天津(ティエンジン)についてご紹介いたします。

2021年4月2日金曜日

令和3年度 文化学科新入生指導懇談会のお知らせ(4月8日)

 文化学科の新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。入学したてで大変な時期かと思いますが、新入生の皆さんにお知らせがあります。

4月8日(木)に、文化学科の新入生指導懇談会を開催します。新入生と学科の教員の顔合わせと簡単な紹介を行いますので、新しく文化学科に来られた学生の方は必ず出席してください。


日時:2021年4月8日(木)13時より

場所:8号館832教室

※所要時間は40分ほどです

※座席は指定席となっています、学籍番号順にお座りください


式次第

1)学科主任挨拶

2)教員紹介

3)新入生紹介

4)その他