LC18台 重松あかね
みなさん、こんにちは! 文化学科2年生の重松あかねです。今回は、みなさんに、文化学科での学校生活と私の所属する舞踏研究愛好会についてお教えします。
文化学科は、名前を聞いただけでは、何を学んでいくのか分かりにくい学科かもしれません。しかし、人間・社会・文化を幅広く学び、心理学、社会学、哲学、宗教学、美術史、地理学、文化人類学など自分に合った学問を探しながら学びを広げていける学科となっています。
私は高校時代、社会学に興味があったものの、心理学などにも少し興味があり、何を大学で学んでいくか悩んでいました。そんな時、福岡大学の文化学科では、大学に入学してから、様々な学問の中から学びたいと思ったものを選択できると知り、文化学科に入学することに決めました。
一年生の時は、「文化学基礎論」「文化学研究法」などの授業で、文化学科で学ぶことのできる学問について、それぞれの先生から講義を受けることができます。そのため、当初は興味がないと思っていた分野についても触れることができ、多角的に物事を考えることができるようになりました。
これらの講義ではレポート課題があり、ほとんどのものが4000字以上の目安となっています。「そんなに長い文章書けない」と、みなさん思うでしょう。私も最初は長い文章は書けないと思っていましたが、書いてみると、もちろん自分の考えを伝えることが難しいのに変わりはありませんが、書きたいことがどんどんと溢れてきて、すぐに文章を書くことに慣れました。
2年生以上になると、自分で好きなゼミを選択することができます。今年私は、社会学の平兮ゼミを選択しました。平兮ゼミでは、異性愛や同性婚などジェンダーについて学んでいます。毎回のゼミでそれぞれのテーマについて皆で話し合い、理解を深め合っています。
このように、文化学科は、自分の興味のある学問を学ぶことができる点が他にない特徴です。興味、関心や考え方が違う人が在籍しているため、学科の人たちと話し合うことで様々な考え方に触れ合うことができます。文化学科に入学した際には、様々な人と仲良くなり、楽しんでくださいね。
次に、私の所属する舞踏研究愛好会についてお教えします。みなさん、この名前を見ただけでは、私たちがどのような活動を行っているか分からないと思います。
舞踏研究愛好会は、競技ダンスを行うサークルです。競技ダンスとは、社交ダンスを競技化したものです。競技ダンスは、スタンダード(ワルツ、タンゴ、スローフォックストロット、クイックステップ、ベニーズワルツ)、ラテンアメリカ(チャチャチャ、サンバ、ルンバ、パソドブレ、ジャイブ)の二種に分かれています。
スタンダードは、男女が手をつなぎ、組みながら踊ります。映画などの西洋の舞踏会などに見られるものです。ラテンアメリカは、男女それぞれがハツラツとした踊りをするものです。最近では芸人のキンタローさんがテレビで踊られ、おかげで多くの人に知られるようになっています。しかし、いまだに競技ダンスは知名度が低く、多くの人にとって近寄りがたい存在であると思います。
私自身も、社交ダンスはおじいちゃん、おばあちゃんが趣味程度に踊っているイメージがあり、最初は興味がありませんでした。また、私は高校時代からヒップホップをしていて、大学でもヒップホップのサークルに入ろうと思っていました。しかし、先輩方の踊りを目の当たりにして、競技ダンス特有の空気感、躍動感に魅せられ、私も踊りたいと思いました
練習はコーチが一人いますが、基本的には様々な大会で成績を残してきた先輩方から教わる形で行っています。全国大会で素晴らしい成績を収めた先輩方もおり、とても良い環境で、日々仲間たちと切磋琢磨しながら練習に励んでいます。また、練習以外にも、夏には部員全員で「シーキャン」という旅行に行ったり、「リーキャン」という他大学の競技ダンス部の方々と交流を深めるキャンプがあったり、先輩、後輩、大学関係なくみんなが仲良く、競技ダンスをしています。
高校生や新入生のみなさんも、自分が何が好きで、何に興味があり、何が必要であるかを考えて、大学生活に希望を抱き、充実した日々を送ってもらいたいです。
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