2019年12月22日日曜日

LC哲学カフェ開催:現代サーカスで哲学する

12月1日日曜、LC哲学カフェが開催されました。今回は列車を乗り継ぎ、福岡市東区千早の「なみきスクエア」へ。午後3時から下記を鑑賞し、その後、施設内の飲食店で議論しました。

 第56回福岡市芸術祭メイン事業
 フィンランド×日本 現代サーカス交流プロジェクト「Air/エアー」
  http://www.ffac.or.jp/ff/(外部サイト)

参加者は学生さんが5名程度、教員が1名。鑑賞前に「サーカス」という言葉でイメージしていたものとはかなり異なる「芸術的」なパフォーマンスで、鑑賞後の哲学カフェでは直ちに「これはサーカスなのか、そもそもサーカスとは何か、現代とは何か」などが話題になりました。琵琶(?)などの「東洋的な」楽器を使った音楽も「サーカスっぽくない」ように感じられるし、とにかく「芸術的」。一つ一つの場面や動作が、何かを象徴している? あるいは解釈しようとせずに、動きそれ自体として見るべき……?

私も未だ、この体験をどのように表現すべきか、うまく言葉が見つからないでいるのですが、いずれにせよ、今まで自分があまり触れてこなかったタイプのものに触れている、という「戸惑い」を覚えたことは確かで、この感覚を大切にしたい、と思ったりしています。

なお、以前もお伝えしたように、大学の外で哲学カフェを開催する際には、大学内での開催の場合と異なり、日程などについては予め、参加希望者の間でのみ相談・告知しています。今後の開催予定などについて興味のある人は、小笠原まで気軽にご連絡下さい。

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