2017年8月11日金曜日

磯田ゼミ紹介(LC16台 笹本優太郎さん)


今年度6回目の学生記事をお届けします。文化学科2年生の笹本優太郎さんが、文化学演習Ⅰで所属している磯田則彦先生のゼミを紹介してくれています。磯田先生のお人柄とゼミの雰囲気が伝わってきます。


磯田ゼミ紹介
LC16台 笹本優太郎

 人文学部文化学科2年の笹本です。この記事では、私が所属する磯田ゼミについて紹介したいと思います。文化学科は歴史学科や英語学科のように特定の分野を専攻するのではなく、哲学・宗教学・芸術学・社会学・心理学・文化人類学・地理学など人間社会の文化に関する学問を、幅広く領域横断的に学んでいく学科です。自由で活気にあふれた文化学科の特徴がとりわけ磯田ゼミには色濃く出ています。

・磯田ゼミの流れ(前期)

  1. 自己紹介、レポートの発表の順番決め(第1回)
  2. レポート(ワードで作った紙のレジュメ)の発表、ディスカッション(第2回~14回)


・磯田ゼミの長所

 磯田ゼミは、ほぼ毎年、希望者で定員が埋まる人気ゼミの1つです。人気の理由は、おそらく自分の好きなテーマでレポートが書けるという点ではないでしょうか。磯田先生の専門分野は地理学・人口研究ですが、レポートで扱うテーマや学問分野は完全に自由で、それぞれのメンバーに任せられています。私たちの代の磯田ゼミのメンバーも、大体の人が選んだ理由にこの点を挙げていました。ゼミは自分の好きなことをより一層深く知る機会にもなれば、新たなことを調べる良い機会にもなります。そして様々なテーマのレポートを聞けるので、知識も広がりとても有意義な時間になります。今年度は「CDはなぜ売れなくなったのか」「死刑制度のこれからについて」「外国人から見た日本・日本人」など色々なテーマの発表がありました。私も「沖縄基地問題のこれから」というテーマでレポートを書き、沖縄における基地の現状や課題について理解を深めました。

 そして次の良い点は、自分でレポートのテーマや参考図書を選択して内容を決めることによって、レポートを書く力が身につきます。これは卒論を書くときなどに役に立ってくるのでとてもタメになります。そして磯田ゼミの基本は「仲良く、誰もが堂々と意見を言えるゼミ」なので、活発的なディスカッションも出来ます。

ゼミでのディスカッションの風景
あと、なんと言っても忘れてはならないのが磯田先生のお人柄です。磯田先生は学生に対しても上から目線ではなく対等に接してくださるので、ゼミはいつも和やかな雰囲気です。発表の後の質問タイムで磯田先生から色々な質問を受けますが、それもまた質問に答える技量が身につくのでとてもメリットになっています。
 
 磯田ゼミは自由度も高く学習しやすいゼミです。文化学科に入学して磯田ゼミで学ぶことで、私は様々なテーマに対して、しっかりと自分の意見を持って、積極的に発言できるようになり、自身の成長に繋がっているように思います。機会があればぜひ磯田ゼミを履修することをお勧めします。

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