2015年9月2日水曜日

おいでよ!文化学科☆ その二(LC12 小倉望未さん)

小倉望未さんによるオープンキャンパスの記事、続きです。



以下、私がされた質問とそれに対しての私の答えを幾つか載せておきますので、今回オープンキャンパスに来られなかった方も参考にしていただけたらと思います。

また、文化学科に対しての質問等ありましたら、お気軽にこの記事のコメント欄にお寄せください。誠心誠意お返事を書かせていただきますので!単純な感想コメントもお待ちしています!

.文化学科はなにをするんですか?

.これはとても厄介な質問です。入学してからの4年間でその答えを探してください!と言いたい程厄介ですが、それではあまりに無責任なので、あくまで私の考えをお伝えします。

文化学科の特色は「幅広いことを学べる」ことです。文化学科には様々な分野の先生方がいらっしゃいます。心理学、社会学、美術史、人類学、哲学……その中でも更に細かく分かれているのです。

なので、文化学科に特に向いているのは、様々なことに興味を持てて、物事を色んな面から見たいと思ってる方かなと思います。まだ自分の将来の方向性が決まっていないので、様々なことが学べるこの学科で夢を見つけたいと入学する人も多いです。また、教員免許や学芸員の資格を取得できる課程を選択することも可能なので、学校や博物館で働きたいと思っている人にもお勧めです。哲学などの学問をするのは教育現場で働いていく上でとても貴重な経験になるかと思います。

文化学科では、たくさんの選択肢が用意されていますので、それをしっかりと自分のものにしていって欲しいと思います。選択肢が多いことは、一見可能性に満ち溢れているようにも思えますが、何も選べなかった、となる危険性も孕んでいます。文化学科は、人生の取捨選択を学ぶ場であるとも言えるかもしれませんね。

.大学では語学が勉強したいのですが……。

.そのように考えられている方はきっと福岡大学の人文学部が第一志望なのではないかと思います。人文学部には英語学科、フランス語学科、ドイツ語学科、東アジア言語学科と、語学・外国の文化を専門とした学科が多数あります。そちらに目を向けられている方にも是非とも文化学科も選択肢として考えていただきたいです。

文化学科では入学してからの2年間、英語と第二外国語(フランス語、ドイツ語、中国語、韓国語)が必修となっています。なので、語学を学ぶ機会は十分確保されています。

一年生の英語は既にクラスが割り振られていますが、二年生に上がる前にテストを受け、その後は、TOEICコースや英会話コースなどに分かれて英語を学習することになります。また、三年生以降は必修ではない英語のプログラムが設けられているので、語学を続けたければそちらを選択することがベストです。短期留学を視野に入れたプログラムとなっていますので、より実用的な英語学習ができるかと思います。

また、福岡大学では昼休みの時間、曜日ごとに違った語学で留学生と交流を図るスペースが設けられていたり、留学生との英語合宿が夏休みに企画されたりと、語学を学べるイベントが多数行われているので、そういったものも有効に活用していただければと思います。

単に、語学を専門的に学ぶよりも、自分の興味のある学問について、世界中の人と議論を交わしたいと願っての学習の方が、より実りあるものになるのではないでしょうか。文化学科の先輩で、哲学を学ばれ、第二外国語でフランス語を選択していたことから、一年間、ベルギーの大学の哲学科に留学をされた方もいらっしゃいます。文化学科で語学を学ぶことは十分に可能なので、是非その方法について検討していただければと思います。

.将来メディア関係に進みたい!

.そのように将来の方向性が確定されている方には、文化学科はネタの宝庫かもしれません。

文化学科の講義の中には、メディアに関するものもあります。メディア関係の仕事に就いている卒業生の方や、目指している在学生も沢山います。

映像を作成しているサークルがあるので、そこでまず趣味として作品作りを始めるのも良いかもしれません。また、福岡のテレビ局・新聞社・映像制作会社がアルバイトの求人を行っていることもあるので、自分の興味のあるものには常にアンテナを張っておきましょう。やはり、就職活動のときに、経験として語れるのはとても有利だと思います。また、福岡大学では春と夏にインターンシップの募集を行っています。大学からの推薦で新聞社や映像制作会社へのインターンシップも出来ますので、積極的な参加をお勧めします。

小倉望未

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