こんにちは。文化学演習、平井ゼミ三年の鎌田です。今回は私達がゼミで学んでいる内容について紹介させていただきます。
私たちは基本、フランスの哲学者であるアンリ・ベルクソン氏の著書『物質と記憶』を教科書として用いています。そしてこの本の内容について理解を深めていくといった授業を行っています。
三年生からのゼミの授業では、三年生と四年生の二学年合同になるので、授業中に違う学年間で教え合い、交流することが出来ます。これは他の普段の授業では無い、ゼミならではのことではないでしょうか。特に私たちの行ったプレゼンテーションは、班の三年生主体での発表でしたので、まだ哲学を始めて間もない私たちは、四年生の先輩方にとても助けていただきました。授業の時間外でも集まって、一緒に発表内容を考えていただき、より理解を深めた上で発表に臨むことが出来ました。この授業内容を聞く限りでは「え? 哲学のゼミ? やってることは脳科学では?」と思われるかもしれませんが(私もそうでした)、この前期の議論を踏まえた上で、時間の哲学や、心と身体の哲学を後期でやっていくはず、です。
何よりも、授業を通して難しいことや、知らなかったことを徐々に理解出来ているという実感があることが、ゼミならではの醍醐味だと思います。「何だか難しくて大変そう」という理由でこういったゼミや授業を忌避するのは勿体無いような気がします。
折角、大学という環境に居るのだから、様々なことに意欲的になることが大事なのではないでしょうか。それは他のゼミでも言えることだと思います。私も、そのことを意識して、この平井ゼミや、残りの学生生活を過ごしていきたいです。
LC13台 鎌田茉奈美
0 件のコメント:
コメントを投稿