大学生活を充実させるために
LC14台 松岡明里 LC14台 水永まなみ
大学生活を充実させるために大切だと思うことは、自分から動くことです。大学は高校生の時までと違い、周りが色々と世話をしてくれなくなります。一見自由になるから良いことと捉えられがちですがこれは自分が何も行動しない限りは物事が進まない、色々な経験をするチャンスが減る、何も起こらない日々になるなどの恐れがあるということです。せっかくの4年間なのに自分から行動を起こさなければ、後から「4年間何もなかった」というような大学生活になってしまうかもしれません。
福岡大学 正門 |
自分から動くということには具体的にいうと、色々なことがあります。自分がしたいことにチャレンジしてみたり、授業をいつもより積極的にきいてみたり、ゼミなどの発表の場で思い切って意見を発表してみたり、友達を遊びに誘ってみたりなど様々です。一見当たり前にするべきことだと思う人もいるかもしれませんが、実際にそれらのことをできている人は少ないと思います。つい自分の甘さに負けてしまったり、不安になったり、勇気がでなくて挑戦できなかったり、わかっているのに行動できなかったりする時があるからです。しかし、そのままでは後悔することになってしまいます。一歩踏み出せず後悔したことがある人はたくさんいるのではないでしょうか。
自分から動くことで新たな動きや出来事が生まれます。今まで話したことのないような人とも話す機会が増え、こういう人もいるのだなと思ったり、思っていたよりも気が合う人がいたりもして新しい発見が生まれます。自分から行動したその先には新しい仲間との出会いがあるのです。そして、自分から挑戦したいことにチャレンジすることにより成長することができ、積極的に授業を受けることにより普通に受けていただけじゃ気がつかなかったような面白い発見があります。また、意見を発表することは自信につながり、その学問への興味にもつながります。友達と遊ぶと楽しい時間を過ごせます。小さいことから大きなことまで、自分から動いて行うことで色々なことが変わっていくのです。
自分から動くということによってうまれるパワーは自らが思っているより、とてつもなく大きいものなのだと思います。なぜなら、あなたの以前の選択による行動がなければ、今の生活は大きく違ったものであったのかもしれないのですから…。自分から動くことによって起きるパワーの大きさに、私たちは気づいていないのではないでしょうか。気づいていない中で日々たくさんのことを選択し、生きているように思います。そのパワーの大きさに気づくときが、1人1人が大きな一歩を踏み出す時なのではないかと感じます。
福岡大学の景色 |
このように自分から動くということには大きな力があり、自分を成長させることにつながり、充実した日々を送ることにつながるのです。自分から動かなければ何も始まりません。だからこそ、自分から動くことが出来ない人にはぜひ勇気を出してもらいたいなと思います。福岡大学には「学生チャレンジプロジェクト」など、みなさんのチャレンジを後押ししてくれる制度があります。また福岡大学には2万人以上の学生がいます。あなたの今までの価値観を変えてくれるような出会いもあるかもしれません。たくさんの人との出会いがあり、それによりたくさんのことに気づけます。影響を受け合い互いに成長できます。「あの子も頑張っているから私も頑張ろう」と思えるような友達と出会うこともできます。ぜひこの福岡大学で自分から動くことによって様々な経験をして大学生活という限りのある大切な時間を思いっきり過ごし、成長していって欲しいと思っています。
(松岡明里)
大学生活は4年間、本当にあっという間に過ぎていきます。大学生活を充実させるために大切だと思うことは、まず時間を上手く活用することです。例えば、大学生は自分で時間割を組みます。そのため、時間割の組み方次第で自由に時間を作ることができます。その隙間の自由な時間を有効に使うことが濃い毎日を送れるかどうかに大きく関わってきます。だらだらと何もせず過ごすことも時には必要ですが、しっかりと計画的に取り組むことで夢や目標などを見つける切っ掛けにもなると思います。私も、思い立ったらすぐ行動することを心がけています。自分のやりたいと思ったことにどんどん挑戦し、あとから後悔することのないようにこれからも続けていこうと思っています。
それから、部活動やサークルに入ることをお勧めします!福大には200団体近くの部活動、サークル、愛好会などがあります。興味のあることや趣味などを同じように持つ仲間たちと一緒に活動しています。私自身、現在女子ソフトボール部で活動をしています。中学や高校の時は、顧問の先生に言われるがまま、ただがむしゃらに部活動に取り組んでいました。とくに高校3年間は、寮に入り、ソフトボールをすることだけに没頭していました。しかし今は、大学生らしく自分たちで知恵を出し合いながら戦術を考えたり、日々の練習メニューを考えたりしています。また、大会や遠征の手配なども自分たちで行っています。
大学生になった初めの頃は、今までと全く違う環境でソフトボールをやることに対して、戸惑うことも多かったです。社会にでる一歩手前ということもあり、礼儀や上下関係は厳しいです。目上の方と話す機会があるため、丁寧な言葉遣いや挨拶などのマナーが身に付きます。自分自身のためにもなり、とても良い経験となっています。
また、文化学科で学んだことを、部活動内でのチーム作りや自分自身のパフォーマンスに生かすように工夫しています。例えば、集団心理の観点から、どのようにすれば全体のやる気や効率が上がるか、また、会社などの組織を引っ張っていける人材にはどのような特徴があるかなど、それらを部活動に置き換えて考えたりしています。チーム内でも、次は最高学年になるので、学んだことをしっかりと生かしていきながら強いチーム作りを行っていきたいと思っています。
週6日で活動しているため、とてもハードスケジュールで正直大変です。真夏の炎天下の中、ずっと外で練習をすることは身体的にも精神的にもきついです。なかなか結果が出ずに苦しい思いをするときもあります。しかし、ソフトボールはチーム競技です。だからきついときは互いに声を掛け合ったりして、仲間と一緒だからこそ頑張れます。苦労した分、大会で勝った時や、結果が出た時はとても大きな達成感を得ることができます。また、自分自身だけでなくチームメイトが結果を残した時も、自分のことのようにとても嬉しいです。部活動に入部したことで、たくさんの人と出会うことができました。4年間続けることは、すごく大変だし根性がいることだと思いますが、4年間しっかり頑張ることで、何にも変えることのできない大きな経験として、これからの人生に必ず役立つと思っています。
あっという間の大学生活を充実させるために、何かに打ち込んだり、いろいろなことに挑戦してみたり、とにかくしっかりと自分自身で考えて行動してみてください!私も社会に出る一歩手前の今、学べるだけしっかり学び、遊べるだけしっかり遊んで、残りの大学生活を楽しもうと思います。
(水永まなみ)
*画像はすべて筆者撮影
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