2016年7月5日火曜日

平成28年度LCガイダンスゼミナールのお知らせ

夏休み終了後の9月17日土曜日、一年生を対象とするLCガイダンスゼミナールが開催されます。

このゼミナールは文化学科の新入生に、自分たちがこれからの4年間、「文化学科で何を、いかに学ぶか」を実際に体感してもらうための催しです。例年、入学直後の4月に開催されていますが、今年度は地震の影響を考慮して延期し、後期の授業開始直後に行います。

前期を終えた一年生は、既に基礎演習Ⅰで基本的なアカデミック・スキルズを身につけ、さらに文化学基礎論や共通教育科目で様々な知識を吸収し始めています。今回のゼミナールで一年生に求められるのは、そのような前期の学習成果を大いに発揮することです。

また、より多くの教員が冒頭の講義で登壇するように、4月開催時のプログラムを一部変更しました。文化学科は「文化の多角的・総合的理解」を学科の理念にしています。文化学科での学習を通して得られるのは、一つの専門分野だけに狭く閉じこもらず、複数の視点から深く物事を捉えていく能力です。当初のプログラムでは二名の教員のみが登壇する予定でしたが、今回は、哲学・倫理学・宗教学・美術史・文化人類学を専門とする六名の教員が登壇し、各分野から一つのテーマにアプローチします。それぞれの視点によって物事の見え方がどのように変わるのかを参加者に体験してもらい、その体験を通して、後期の初めに改めて「文化学科で何を、いかに学ぶか」を確認してもらうことが、今年度のゼミナールの目的です。

テーマは4月と同じく「文化学科で考える『しあわせ』」です。このテーマについて、まず髙岡先生が文化人類学の視点から、次に文化学基礎論担当の教員たちが哲学・倫理学・宗教学・美術史の視点から講義をします。その後、先生方から出された課題に、一年生がグループに分かれて取り組みます。最後に各グループの成果を発表してもらい、参加者全員で議論します。

  日時 2016年9月17日(土)9:00-17:30(8:50開場)
  会場 中央図書館1階多目的ホール

  【午前の部】
   09:00 開会、趣旨説明
   09:10 講義① 髙岡弘幸先生 「幸福をテーマにテレビ番組をつくってみよう」
   09:45 講義② 文化学基礎論担当教員 「最も幸せな人生とはどのようなものか?」
        (小林信行先生、植野健造先生、平井靖史先生、小笠原史樹先生、林誓雄先生)
   10:20 グループ作業に関する説明
    (休憩10分)
   10:35 グループ作業①=課題をめぐる調査、議論、発表準備
    (適宜、昼休み)

  【午後の部】
   12:30 グループ作業②=課題をめぐる調査、議論、発表準備
   14:30 グループ別発表① 15分(発表10分、質疑応答5分)×4
    (休憩15分)
   15:45 グループ別発表② 15分(発表10分、質疑応答5分)×4
   16:45 全体討論
   17:30 閉会

当日は、必ず学生証と筆記用具を持参して下さい。

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