この記事では、人文学部文化学科に所属する井狩大輔と濱口拓也が、一人暮らしと実家暮らしについてお話ししたいと思います。
ご存じの通り、一人暮らしと実家暮らしにはそれぞれに一長一短があります。この記事はあくまで主観的なものですが、その大まかなメリットとデメリットを知ることで、皆さんが将来の学生生活について考えるための参考になればと思います。
○井狩大輔の「一人暮らし」
一人暮らしをするにあたっては、当然ですがすべてのことを一人でしなければなりません。食事、洗濯、掃除、あらゆる面において自分しかする人間がいない生活を強いられます。
中でも特に苦しむことといえば、予期せぬトラブルです。私自身も先日、PCとTVがほぼ同時に壊れてしまい非常に焦りました。金銭的に余裕がない状況で知識もないだけに、独断では危険だと思い、両親と連絡を取りながら何とか無事に買い替えることができました。私が古い家電を引越しの際に持ってきたことも原因ではありますが、このような不測の事態にはやはり人は焦るものです。
ただし、こうした事態をメリットと考えることもできるでしょう。どのような人生を送るにしても最終的には一人暮らしはほぼ避けられないので、思いがけない状況に上手く対処することは生きていく上でも大変重要です。大学生活は、子どもから社会人になるための転換期と捉えることもできます。さまざまな事態に慣れておくという意味で一人暮らしをするのも決して悪くないでしょう。
○濱口拓也の「実家暮らし」
私は大学入学前から留学したいと思っていましたので、大学1年目にはTOEICをずっと勉強していました。2年目には実際に短期ですが海外留学をし、同年に文芸部にも入り、今年からは就活準備、ということで多忙な3年間を過ごしています。
留学先のオックスフォード大学クライストチャーチ・カレッジにて (2014年8月) |
これまでいろいろと目標を立てて頑張って来ましたが、その経験から実家暮らしの人には以下のようなメリット・デメリットがあります。
まずメリットからですが、実家暮らしの人は大抵食費を気にしなくていい(せいぜい昼ごはんくらい)ので、バイトをすればするほどお金が貯まります。お金が貯まることで、その分を旅行や留学資金、趣味に費やすことができます。
デメリットに関しては、まず実家暮らしなので通学に時間がかかります。そして家での生活が家族と共有なので、自分だけの時間がなかなか取れません。また生活リズムも固定化してしまいます。
一番のデメリットは七隈周辺にいる一人暮らしの友達となかなかコミュニケーションが取れないことでしょうか。というのも、七隈周辺にいる福大生達は自由なので、近くに住む友達や先輩の家での飲みニケーションはしょっちゅうです。それによりコミュニティが知らず知らずのうちに出来ていたりして、なんだか実家暮らしは損をしているかのように感じられます。
これまでの経験から、実家暮らしの人に気をつけて欲しいのは、すきまの時間を上手く使うこと、バイトをしすぎて時間を無駄にしないこと、です。
生活が固定されているのを逆手にとり、コツコツ頑張っていくと良いです。バイトでお金を貯めるのも良いですが、時間を上手く使うことができればきっと目標を達成できますよ。
LC13台 井狩大輔、濱口拓也
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